封入封かん機の選び方のポイント
封入封かん機(インサーター)の導入が業務効率化と省力化できることがわかったところで、いざ購入!!と思っても、いろんな種類があり悩んでしまいますよね。
大まかな選ぶポイントとしては「静音性」「操作性」「折り方」「内部アクセス」「厚み検知」「封筒給紙」といったところではないでしょうか。
そんな封入封かん機選びでお悩みの企業様の為に今回は”人気封入封かん機ランキング”に掲載されている「ネオポスト」と「ピツニーボウズ」の2社を参考に、封入封かん機の選び方のポイントについてご紹介していきたいと思います。
封入封かん機の静音性
コンパクトな「デスクトップインサーター」とも言われる卓上型の封入封かん機である場合、オフィス内での使用が大半となると思いますので、「静音性」が気になるのではないでしょうか。
ネオポストの封入封かん機は「ローラーによる紙折り機能」のため、騒音は少ないです。
ピツニーボウズは「折り板を使用した折り構造」となっており、騒音が少し気になります。
2社の静音性を比較してみると、ネオポストの方が騒音は少なく、オフィス内でも業務を邪魔することがないでしょう。
封入封かん機の操作性
操作性ですが液晶に関しては、ネオポストもピツニーボウズもカラータッチパネルを採用しています。
ネオポストにはタッチパネルで「ロード&ゴー機能」という独自の機能があり、こちらを選択すると、ジョブ作成も簡単に行うことができます。
書類と封筒をセットして、スタートボタンを押すと、封筒の長さを自動で測り、調整してくれます。
ユーザーの動線を考えた設計となっており、操作も分かりやすく、簡単な操作となっています。
封入封かん機の書類の折り方
ネオポストの封入封かん機の書類の折り方は「まとめ折り」が可能になっています。
ピツニーボウズはまとめ折りはできず、「バラ折り」となります。
2社の書類の折り方を比較してみると、まとめ折りのネオポストの方が、バラ折りのピツニーボウズに比べてスムーズでスピーディーになっています。
まとめ折りは、折った書類を空の封筒にまとめて封入しているので、封筒内での紙詰まりを防いでいます。
封入封かん機の内部アクセス
封入封かん機のメンテナンスの容易さも大事なポイントの1つでしょう。
ネオポストの封入封かん機の内部アクセスはレバーのワンタッチ操作で、機械本体を全開にすることができます。
内部アクセスが非常に簡単であり、素早い復旧が可能なのも特徴の1つとなっています。
ピツニーボウズは1つずつ全てを取り外さないといけません。
全てを取り外し、また全てを元に戻すので、復旧に少し時間を要します。
封入封かん機の厚み検知
ネオポストの封入封かん機の厚み検知は「機械式」となっており、物理的に用紙を挟んで検知しているため、誤封入を防いでいます。
ピツニーボウズは「透過式」となっており、色の濃い用紙および厚い用紙を使用する際には、正しく厚みを検知しない可能性があります。
2社を比較してみると、ネオポストの機械式の方が、用紙の厚さやカラー印刷などのトナーの影響を受けることなく正確に厚みを検知します。
封入封かん機の封筒給紙
封入封かん機で作業を自動化することにより、大幅な時間の短縮と人件費の削減が可能になるでしょう。
またあわせて「郵便料金計器」を封入封かん機と導入するのをおすすめします。
「郵便料金計器」は自動で郵便料金を印字することができ、あとはポストに投函するだけです。
郵便物を郵便局にもっていく手間が削減でき、郵便局が閉まったあとでも投函できるメリットがあります。
今回ご紹介した封入封かん機の選び方のポイントを参考にして頂き、書類発送業務の効率化のお役に立てれば幸いです。